プレイヤーの自然減~ドラクエ10のプレイヤー数を語るうえで重要な大前提

オンラインゲームのプレイヤーは自然と減っていく

オンラインゲームのプレイヤー人数は、一度ピークを迎えた後、徐々に減っていくというのが普通です。何故なら人は飽きるからです。あと環境の変化でプレーできなくなる人もいるしね。

いっぽう、ドラクエ好きやオンラインゲーム好きには既にドラクエ10の存在は知れ渡っていますし、今から新規に客を増やそうとしても増えるような人がそもそももう存在しないっていう問題があります。

ドラクエ10でプレイヤーが減っているのも、基本的にはゲームの魅力がないとか運営さんが悪いとかではなく、自然なことです。

オンラインゲームの人口は徐々に減っていくのが普通。この基本をまず押さえておきましょう。

▲ドラクエ10の場合は最初1か月無料だったこともあり、プレイヤー数は最初がピークだったと考えられます

施策によって低下を食い止める

その上で、運営さん側にできることは、人口の減少を食い止めたり、遅らせることです。

人口を増やすための手を打つと、一時的にプレイヤー数が増えます。

人口を増やすための手というのは、キャンペーンを展開するという方法もありますし、ゲーム内容の改善も含まれます。

それでも、長年ゲームを運営していればプレイヤーは減るのが普通です。

施策を次々打つ

だから色んな策を次々打って、人口減少に対抗していきます。

夜話で公開された人口推移は、まさにその運営さんの施策の歴史であると思います。

 

何もしていなかったら、こうなってたんじゃないでしょうか。(白線)

じゃあなんでFF14は人が増えてるの?

オンラインゲームはプレイヤー数が減るのが普通なのに、FF14はなぜ人口が増えているのか?

(僕は正直FF14のことはそんなに知らないのですが)FF14は逆に、初期に取りこぼしが多かったのが、最近になってようやく正当な評価を得られたのではと考えています。(下図の茶線)

ただ商売相手が日本じゃなく世界なので、軌道に乗ればドラクエ10よりプレイヤー数ははるかに多くなる、ということかと思います。

最近FF14のプレイヤー数がドラクエ10に追いついてきたのではないかとか、抜いたのではとか、まあ実際の所は知りませんが憶測が飛び交うのも自然なことだと思います。FF14は最初が悪すぎました(それは知ってる)。僕も暇さえできればやりたいと思っています。RTAをやりたいんだ…。

まとめ

ということで、ドラクエ10の人口が減ることは自然だし、むしろ思っていたより減るスピードが遅い(齋藤陽介元プロデューサーがどこかで言ってたような)のではくらいに思います。

ただ、ゲームの面白さももちろん影響していると思います。バージョン2のストーリーやピラミッド・王家の迷宮などは当時人気が高く、実際に人口も減っていなかったわけですよね。

いっぽうバージョン3では一気に人が減り、バージョン4ではストーリーや更新間隔が重視されてプレイヤー数の低下に歯止めがかかった、という感じでしょうか。

ゲームの面白さが与える影響は、キャンペーンや新ハードなどと比べて劇的な変化をもたらしませんが、長期的には必ず人口の増減に影響してくると思います。

バージョン5はどんなものになるのでしょうか。今回このタイミングでこういう夜話があったのは、次に8月のドラクエ夏祭りでバージョン5の内容が発表されるからでしょう。バージョン5でプレイヤーが納得できるものが出てくるといいですね!

コメント

  1. FF14はDQXのように右肩下がりをどうにか食い止めようと試行錯誤しているのではなく
    右肩上がりで増えてきているようですがなぜなのでしょうか。

    今回のパッチで200万人増え、累計登録アカウント数が1600万人だそうです。
    DQXに追いついたというか比べ物にならないですよね。

    よく2タイトルは比べられますが同じ会社なのでライバルでもなく、
    私は双方とも盛り上がって欲しいと思うので
    長年DQXを愛し研究している側から見ての
    FF14を是非体験してきてDQXとの違いを見出してほしいです。

  2. イベントが使い回しばかり、コインボスは手軽だが単調で飽きる(ダンジョンが有って全滅する可能性が有ったほうが楽しいと思います。)、コンテンツは多いが半端(魔搭)、金策が職人くらいしかない(他ゲームだと超レアドロップで一攫千金狙いとか楽しい)

    飽きさせない工夫が要りますね。

  3. グラフの緑色を単体で見ると、何となく今が一番少なく見える気がする。
    黄色は横ばい。赤で底上げされて全体的に横ばいだけど、緑はヤバくないかね??

    • それこそが「自然なこと」ですね。
      6年という長い年月、誰も飽きずに、イン率もまったく減らない、なんてまずありえないです。
      確かに減りつつあるとは思いますけどとても緩やかな右下がりなので、安定してると言えるでしょう。
      すばらしいことだと思いますよ。

  4. バージョン3では、バージョン2が発売された当時のような拡張感が当初から無く、ストーリーが町→塔を繰り返すパターン展開だったり、世界観と全くあわない学園が実装されたりひどかったですからね。。

  5. Pの差じゃない
    吉Pは公式アカの他にもプライベートでもレイドまで攻略してるようだし
    ゲーム内にインしてshoutチャットで直接プレイヤーの質問にも答えてくれるしな

  6. FF14とドラクエ両方プレイしていますがFF14は単純にゲームとしての出来が良く魅力的だからどんどん人が増えているんだと思います。
    後続や復帰者の追い付きやすさ(遊びやすさ)、ストーリーやコンテンツのボリュームなどドラクエはほとんどすべての面で負けています。
    ドラクエの方が優れてると言えるのはおでかけツールとドレアくらいですかね。

    課金アイテムもありますが、ゲーム内でほとんど家具を追加しないのに課金家具だけ充実させるような事はしてません。
    FF14の今の盛況は当然の結果だと思います。

    ドラクエは新規が定着しやすいようにゲーム内容を見直すのでは無く、課金で時短がどうのこうの言ってて心底がっかりしました。

    • 時短課金にがっかりと言ってますがFF14のジャンプポーションはどうなんですかね?
      あれもいわゆる時短課金ですよ。

      • 時短に対する価値の差だと思いますよ

        FF14はメインシナリオ終わらせるだけで1ジョブがカンストするので
        レベルマックスに対する価値がたいした事無いんですよ
        対してDQ10は1職業カンストだとそもそも遊べないし
        普通にレベル上げるだけでも時間がかかるからうーんとなるんじゃないでしょうか

  7. 中間層が遊べるコンテンツがない。70~100レベくらいが遊べる常闇的コンテンツ(報酬にドレア)があっても良いかと。
    あとは常闇や聖守護者のプチ的なコンテンツ。(報酬は石のみ)←FF14にはある。

  8. 難しい事はわかりませんが吉田さんの政治力が日本人離れしている印象はありますねー
    ドラクエの運営さん達は凄く日本的な印象です。どちらが良い悪いって話ではないのですが

  9. 優れていると言ってもそれがすべての人に合うかどうかはまた別問題で、ドラテンのほうが性に合うなんていう人もいたりするわけで。
    ただ実感として、FFというブランドにはなにかこう玄人志向な雰囲気があり、高グラフィックを掲げ、ゲームをプレイするにも高性能なマシンが必要、そういった先入観が、自分には確かにありました。
    取りこぼしというのがあるなら、そのへんは含まれていると思いましたね。
    で、吉Pの施策はPS3を取り込んだことに、その正当な評価への道筋ができたのでしょう。
    ドラテンを覇権だなんだと言いますが、実際予算の面や諸所の広告の面では、最初から新生FF14はドラテン以上でしたね。
    正直自分はFF14は4.2で飽きた口なので、拡張前の人口増加が驚きなのですが、数々の宣伝効果とカジュアル志向に振り向けた結果でしょうね。
    とにかく見せ方が上手い。
    内容は、正直言ってドラテンもFF14も大差なく、そりゃずっとやってればやることもしたいこともなくなりますよ。
    で、新規なり復帰なりを、やりたくさせるような材料がドラテンには乏しいですね。
    とはいえ昨日の話で一応昨今危惧されていることが認識できていたんだなと確認でき、ちょっとすっきりしています。
    しょせんゲーム。必ずそれをしていなければならないというものではありませんが、好きなドラクエという世界でフレンドたちと会話しながら日々過ごせる空間は個人的にかなり大事なものなので、青山さんじゃありませんができるだけながく続けて欲しいところですね。
    具体的な施策がどうとか、とにかく謝れ、みたいなクレーマーな人もいるけど、現段階ではこのあたりで良しというところでしょう。

  10. プレイヤー数は最初がピークだったとありますが
    バージョン2で接続者数が倍近く増えたと当時のりっきーDが語っていましたので
    そこがピークなのではないでしょうか?

    • 同接17万!とうっかり(の体で)言ってしまったのもVer2の中頃でしたね。
      ピークはあの辺で間違いないと思います。

  11. 減っていくのは自然現象とはいえ、これだけ長く続いてるゲームで、これだけの人数を保ててるのはすごいことですね。
    改めてですが、ドラクエっての魅力的なゲームなんだな、運営もほんと頑張ってるんだな、と感じました。

    フレの多くが休止や引退をして悲しい思いをしてましたが、去る人もいれば新たに始める人もいるようなので、新しいフレを作って楽しんでいこうと思いました。
    古参が悲観してては新規も入りづらいですよね。
    新規は宝。大事にしないとですね。

  12. FF14が右肩上がりな理由に「初期の取りこぼし」というのは面白い着眼点ですね
    でも、取りこぼした人達がなぜ数年経ってからプレイしてくれるのかというと
    高い評価を聞きつけて、だと思うんですよね

    一方、ドラクエ10はver3の悪評でプレイを見送った人も一定数いるんじゃないかなと。
    キャンペーンなどゲーム外にある戦略で客集めもいいですが
    一番大切な「ゲームの中身」を良くすることでのユーザー増に期待したいところ

  13. 新規を増やしたくても、現状残っている古参連中が排他主義だから、根付かないでしょうね。
    明らかに危険ラインは割っていてもうサービス終了までの時間は何をやってもあまり変わらないでしょうね。

  14. さすが、おてうさん!

  15. 【PS4】FFXIV:紅蓮のリベレーター 17/06/20 29,328本

    【PS4】FFXIV:漆黒のヴィランズ 19/07/02 22,260本

    好調・・・らしいですねw

    • 絶対その数字だしてくるやついると思ったわw
      PS4パッケージの売上だけで叩くとか悲しくなるからやめておきな

      継続ユーザーが多いと証明されてる=DL版で買う人が大半
      PCユーザーもPS4より増えてきているし、
      DQXと違って海外の方がユーザー数は多い

      ファンフェスとかのイベント規模みたら売上の差は一目瞭然だからね

      • FF14のファンフェスは有料ですから一応。

  16. FF14は追いつきやすいどころか追いかける要素が存在せず、キャラ性能が初心者ベテラン横並びなので、FPSやアクションゲームの感覚でしたね
    やりこむ理由がないし、いつ止めても良い
    逆にいつ戻っても最前線なので気軽に月額課金しやすいシステムなのかと思います

  17. 初コメです♪
    リアル先輩が14プレイヤーで、ガチ勢怖くないですか?って聞いたら最近はライトも遊びやすいよって教えてくれました。聞くとプレイべや見た目装備の追加とかDQ10ぽいコンテンツが増えた模様。10もアクション要素増えたしネットの中だと対立してるようだけど実質良いところは影響し合ってる印象です。ライト勢は楽しく行き来してるし。おて先生の対立煽りに流されない冷静な記事とても参考になります。今後もMMOの良き終わり方続け方みたいな記事もお願いします。長文失礼しましたー

  18. FF14の初期は特亜つかって安く作ったでーとかはしゃいでたからだろうが。
    もう忘れたんか。

  19. FF14の件ですが少し違います。
    あれはアクティブのほとんどが海外です(おそらく3分の2くらいは)
    国内と海外では市場の事情が違ってくるので
    国内のみのDQと同じような比較はできないかと思います。

  20. FF14のプレイヤー人口は追いついてきたどころかDQ10の5倍~10倍はありそうですよ…
    課金者数も最多を更新し続けていて(普通は少しずつ減っていくはずなのに)社長も驚いておられました。

    • 5倍10倍もないでしょ
      全世界でも2倍程度
      国内だけならいまだにDQ10のほうが多いかと思います。
      FF14のアクティブはほとんどが海外です。

  21. ff14は不正ツールを黙認しているのでRMT業者が多く、その分アクティブ数が多く見えるようです。

  22. FF14は常に世界で通用するゲームを作ろうとしている
    DQ10は極力長く続けよう
    この意識の差でしょ、FF14もやってますが最新の拡張は最初から最後まで面白く、オフラインRPGよりイベントが多く、クリアするまで60時間ぐらいかかりました
    DQ10で言えばver1と2が全部入ってまだ余りあるボリューム、DQ10にこれだけの拡張を作る熱意はないでしょう

  23. ドラ10は新ボスも新コンテンツも成長要素も真新しさが無くなりましたね
    やっぱりそうきたか、という感じが多くて新鮮味がありません
    でも個人的には今回の七夕イベントはいい意味で意外性があってびっくりしました
    まだまだドラ10でも真新しい感動を産み出せる可能性を感じましたし、
    今後に期待が高まりましたので、ひと安心
    まだまだ続けられそうです

  24. グラフを見てver3で見限った人が多数いると考えると出来がもう少しマシだったらこんな減少の仕方はしなかったのだろうなと思います
    人が減るのが当たり前だからといってブランドに胡座をかいていた結果なのでしょうか
    減り方に注目するとまた違った事が分かりますよね

  25. 記事中デフレラテ以内重要な要素として
    「ゲームを変え新たな客を呼ぶ」
    と言うものがあります。
    それに成功したのが世界でも数例で一つはファイナルファンタジー14であると業界では言われています