一閃突き改が特定の敵に弱い理由とダメージ計算式

昨日まで開いていた天獄は暗黒の星竜機。守備力がめちゃくちゃ高いことで有名なボスでした。

会心の一撃ならば守備力を無視して攻撃できる一閃突き・改の会心攻撃が有効!?

と思った人も多いと思うのですが・・・

▲スーパーハイテンションでこれ

弱っ!!

一閃突き・改のユーザーさんならおかしいと思うでしょう。一閃突き・改って、普段はもっと4桁ダメージを連発できる技ですよね。

今日はこの理由を解説します。長文を読むのが嫌な人は最後の結論だけ読んでください。

注意:今回はダメージ計算式を紹介する目的のため、様々なダメージアップ要素を省いて説明をしています。一閃突き・改ダメージを上げたい場合は、ここに書いていない様々な方法でさらに底上げが可能です。

一閃突き・改のダメージ計算式

まず一閃突き・改の基礎ダメージは、通常攻撃の2.7倍(多分)です。

そして一閃突き・改の最大の特徴は、会心の一撃がかなり出やすいこと。

先ほどの基礎ダメージというのは、会心の一撃ではなかった場合の話です。会心の一撃になった場合は、ダメージがもっと大きくなるわけですね!

では、どれくらい大きくなるのか?

会心の一撃の正確な効果

会心の一撃の一般的な効果は「自分の攻撃力と同程度のダメージを与える」です。

ところが、これは常に発生する効果ではありません。なぜなら会心より通常攻撃の方がダメージが大きくなることがあるからです。

具体例:攻撃力600の人が守備力400の敵に攻撃する場合

  1. 通常攻撃では、600÷2-400÷4=200ダメージ
  2. スーパーハイテンション攻撃すると、上記の3.5倍で平均700ダメージ(実際は+10のダメージボーナスが付く)
  3. 会心の一撃は攻撃力と同程度なので、平均600ダメージ
  4. スーパーハイテンションで会心の一撃が出ると…?

問題は上記の4番。

普通のSHTのように会心の600ダメージが3.5倍で2100ダメージになっても強すぎます。攻撃力600の人がAペチで2100ダメージはやばい。

しかし「SHTだから700ダメージ」でも「会心だから600ダメージ」でも、テンションを上げた分が無意味になってしまいますよね。もうちょっと大きいダメージが欲しい。

ベータテストの時は無意味になる仕様でした。それで僕が「応援を得てテンションが上がったのに会心が出ると応援の意味がなくなってしまうのは悲しい」と投稿したところ、藤澤仁さんが「ふーむ、そうですなー。」と言って(言ってないけど)現行の仕様になりました。

 

そこで、ドラクエ9にはなかった新ルールがドラクエ10で制定されました。

ルール:会心が出ない時より会心が出た時の方がダメージが小さい場合、会心が出ない時のダメージを1.2倍したものが会心ダメージになる

言葉だとわかりにくいので先ほどの実例を使います。

  1. 通常攻撃では、600÷2-400÷4=200ダメージ
  2. スーパーハイテンション攻撃すると、上記の3.5倍で平均700ダメージ(実際は+10のダメージボーナスが付く)
  3. 会心の一撃は攻撃力と同程度なので、平均600ダメージ
  4. スーパーハイテンションで会心の一撃が出ると、700×1.2=平均840ダメージ

4番の答えは、こうなります。

一閃突き・改の場合

ではこの基本を踏まえたうえで、一閃突き・改のダメージはどうなっているかと言いますと、

  • 会心が出なかった場合は、通常攻撃時の2.7倍ダメージ
  • 会心が出た場合は、「通常攻撃時の2.7倍ダメージ(A)」と「攻撃力の数値(B)」を比べて、(A)が高ければ(A)を1.2倍したダメージ、(B)が高ければ(B)のダメージ。

となります。

多くの場合は(A)が高い

一閃突き・改をSHTで使えば、会心が出なくても通常の2.7倍×3.5倍で9.45倍という恐ろしいダメージが出ます。攻撃力と同じダメージしか出ない「会心が出た場合」を軽く超えます。

そのため、一閃突き・改で会心が出た場合はほとんどのケースでダメージが1.2倍されているのです。

(B)が高くなるのは例外

しかし例外があります。それが、今回の冒頭の現象の答えでもある、敵の守備力がとてつもなく高い場合です。

敵の守備力がとてつもなく高く、通常攻撃のダメージが20とか30とかしょぼい数字になる場合、それを9.45倍しても200とか300くらいにしかなりません。

一方会心の一撃は敵の守備力に関係なく、こちらの攻撃力と同値くらいのダメージを与えます。

なので、攻撃力と同程度のダメージを与える会心の一撃の方が、通常攻撃より強い状態となります。

 

ここまで読んで頂けた方にはすぐにわかると思いますが、敵の守備力がとてつもなく高い場合、一閃突き・改のダメージは、単なる会心の一撃と同程度となるのです。

それが、最初に挙げたこれです。

この968というのは、ヤリ150スキルの「テンション時ダメージ+300」を含んでいます。

今回は攻撃力700弱で挑んでいるので、ちょうど計算が合いますね。

結論:一閃突き・改のダメージ計算式

一閃突き・改を使うと、高確率で会心の一撃が出ます。

  • 会心が出なかった場合は、通常攻撃時の2.7倍ダメージ
  • 会心が出た場合は、「通常攻撃時の2.7倍ダメージ(A)」と「攻撃力の数値(B)」を比べて、(A)が高ければ(A)を1.2倍したダメージ、(B)が高ければ(B)のダメージ。
    • ほとんどの場合、(A)の方が高くなるので、(A)を1.2倍したダメージになる。
    • 暗黒の星竜機など極めて一部の守備力がとてつもなく高い敵でのみ、(A)が小さくなるので、(B)のダメージとなる
    • メタル系はダメージ計算式が異なる(今回は割愛)。会心が出るとテンションも乗るので2999ダメージも出せる。試練の門のプラチナキングも倒しやすい。

 

以上、守備力が高すぎる敵には一閃突き・改の会心もあんまり効果的ではないという話でした!

コメント

  1. 結局のところ火力枠を武闘家は
    バトルマスから奪還できたんですかね?
    バトルマスターと武闘家を比べてみた
    ブロガーさんあんまりいないから
    気になってます
    万魔はハンバドだしその他の急いで回す
    周回募集もバドマスの募集ばっかりです
    武闘家の席が全然見つからない

  2. せっかく新しく試みなのにバトが強すぎて使うことがない

  3. ふーむ、そうですなー。(ランキングボタンは押した)

  4. >藤澤仁さんが「ふーむ、そうですなー。」と言って(言ってないけど)

    ここだけの話おてうさんのこう言う小ネタ好きw

  5. 安西「ふーん そうなんだー」

  6. まあ固い敵にも火力出せる
    手段があるだけでも嬉しく感じますがね~