マホトラの最大値と期待値
ここまでのお話で、「魔力覚醒したら上限値の55に到達するから、攻魔を上げたりぶきみを入れても意味がないのでは」と思った人も多いですよね。そうではないですよという説明です。
例えば攻魔800では吸収量は0～44でしたが、その状態で魔力覚醒(2倍)とぶきみなひかり2段階(1.4倍)を入れてマホトラをすると、吸収量は2倍×1.4倍＝2.8倍で0～123になります。
ここで「上限は55」の扱いに注意。
0番～123番が書かれた124本のクジがあると思ってください。ここからクジを1本引いて、0～54だったらそのままの数値を吸収し、55～123だったら55吸収します。
124本のクジのうち、55～123の69本がMP55回復するわけです。従って、55が出る確率は69÷124＝55.6%程度。マホトラ1回で平均42.6のMPを吸収できます。
単に0～55のランダムの場合は平均27.5ですから、全然違いますよね。
しかも42.6というのは、なんと魔法の聖水(36～40回復)を超えています。ちなみに攻魔が800だと、ぶきみ無しで平均37.7となり、魔法の聖水とほぼ同じ量を回復できます。
攻魔とマホトラ吸収量の関係
正しい使い方
魔使がマホトラを使うと、まれに他職の人にひがまれることがあります。「俺たちはアイテム使ってるのになんであいつだけ…」と思う人も中にはいるようなので、気づかいを忘れずに。
※今回の吸収量は、攻略本で☆印(もっとも効きやすい)となっている敵の話。まあよくマホトラの対象になる敵に限れば8割方はこの通り効くんですけど、中には効きにくい敵もいるので気を付けて下さい。