タロット魔人、占い師の追加パック入手率は20~25%

理論値計算

一般的に、成功確率X%の事象をN回行った場合に成功数Sを収める確率P(s)は、

P(s)=(X)s × (1-X)(n-s) × nCs で与えられます。

ではこの式を使って、入手パック数の理論上の分布を見てみましょう。

占い師3人の場合

例えば占い師が1人いるごとに追加パックが20%の確率で手に入る(80%ではずれ)とすると、入手パック数の分布はどうなるでしょうか。

占い師3人の場合、パック数の分布は以下のようになります。

パック1個=80% × 80% × 80% × 3C0 = 51.2%
パック2個=80% × 80% × 20% × 3C1 = 38.4%
パック3個=80% × 20% × 20% × 3C2 = 9.6%
パック4個=20% × 20% × 20% × 3C3 = 0.8%

実際の結果は「1個=40%、2個=40%、3個=20%」でした。うーん、これではちょっと低すぎるような。

では入手25%、はずれ75%としたらどうでしょうか。

パック1個=75% × 75% × 75% × 3C0 = 42.2%
パック2個=75% × 75% × 25% × 3C1 = 42.2%
パック3個=75% × 25% × 25% × 3C2 = 14.1%
パック4個=25% × 25% × 25% × 3C3 = 1.6%

お、こちらの方が「1個=40%、2個=40%、3個=20%」と近いですね。期待値も1.75個となり、実験値の1.8個に近いです。

占い師4人の場合

同様に追加入手率25%の場合を計算してみます。

パック1個=75% × 75% × 75% × 75% × 4C0 = 31.6%
パック2個=75% × 75% × 75% × 25% × 4C1 = 42.2%
パック3個=75% × 75% × 25% × 25% × 4C2 = 21.1%
パック4個=75% × 25% × 25% × 25% × 4C3 = 4.7%
パック5個=25% × 25% × 25% × 25% × 4C4 = 0.4%

実験データが「1個=40%、2個=37%、3個=15%、4個=8%」。パック1個の確率が結構違いますが、まあまあいい感じなのではないでしょうか。

ちなみに追加入手率20%の場合はこうなります。

パック1個=80% × 80% × 80% × 80% × 4C0 = 41.0%
パック2個=80% × 80% × 80% × 20% × 4C1 = 41.0%
パック3個=80% × 80% × 20% × 20% × 4C2 = 15.3%
パック4個=80% × 20% × 20% × 20% × 4C3 = 2.5%
パック5個=20% × 20% × 20% × 20% × 4C4 = 0.2%

パック4個が手に入る確率がだいぶ違いますが、そう遠くもなさそうです。