聖守護者の闘戦記、それは運営VS戦士の戦い

聖守護者の闘戦記。それは、強化しすぎてしまった戦士に運営さんが引導を渡す戦いでもあります。聖守護者＝運営さんの闘戦記を見逃すな！

戦士が強すぎてしまう問題

現在のドラクエ10の戦士は、ボス戦においてなくてはならない存在となっています。理由は、真やいばくだきとチャージタックルという2つの専用技が強すぎるためです。

真やいばくだきによる「ダメージ30%減＋攻撃力2段階低下」の効果は、ボスを一気に弱体化します。チャージ技なのに戦闘開始時は最初からチャージが溜まっているという仕様もあって、他の職業にはない圧倒的な優位性を戦士が持つことになります。

さらにチャージタックルによるスタンも強力。こちらも効く相手にはとことん効果的。まあでもこちらだけなら、盗賊のサプライズラッシュや武闘家の一喝、ハンマー特技のスタンショットなどでも代用可能ですが。

というような事情で、攻撃が強力なボスに対しては、パーティに戦士を入れるという構成が定着し、せっかく16職も職業があるのに戦士ばっかり使われるようになっているのです。

聖守護者による戦士対策

事の重大さに気付いた聖守護者たちは、様々な対策で戦士の座を蹴落とそうとしてきました。しかし時すでに遅く、今さら戦士を弱体化してしまうと既存のボスが倒せなくなってしまうという問題もあり、ミッションは困難を極めました。

業を煮やした聖守護者は、ついには真やいばのダメージ減を50%から30%に弱体化するという決断を下しましたが、いまだ戦士にとどめをさせずにいます。

そこで今回投下されるのが、レギルラッゾ＆ローガストというボスです。

レギルラッゾ＆ローガストに戦士は通用しない

まず敵は2匹で出てきます。真やいばくだきのダメージ減効果は30秒ですから、たとえ戦士が2人いても、2匹両方の攻撃力を下げ続けることはできません。これが第1の戦士対策です。

そして実はもう1つあります。こちらの写真をよく見てみましょう。

レギルラッゾ＆ローガスト

ローガストが レギルラッゾがかなり大きな盾を持っています。ガード率が高そうです。

そうです。真やいばくだきは盾ガードで防ぐことが可能なのです！

ボスの盾ガードやみかわし率を高くしておけば、長いバトルの中で何回か真やいばをかわすことがあり、そこで一気に戦局が不安定になるでしょう。特に敵が最強の日は20分近い長期戦になりますから、「運悪く真やいばをガードされて負けた」という考えは通用せず、プレイヤー側は真やいばをガードされる前提で戦う必要が出てきます。

敵が2匹同時に出現し、盾ガード率がある。これが、今回聖守護者が行った戦士対策なのです！

聖守護者の闘戦記の行方を見逃すな！

個人的な予想としては、結局みんな戦士構成で行くと思います。そこでLv1、Lv2くらいまでは倒せるかもしれませんが、Lv3でどうなるかなという感じ。まあ実装されてみないと分かりませんが。

てか戦士戦士魔戦僧侶で倒せるならもう新ボスとか作る必要ねえじゃん…。

もしかするとパラディンが重さや専用特技を生かしつつ、スタンショットか武神の護法で戦士の代用をするような戦術も出て来るかも、と思っています。スーパースターのボディーガードで耐えるなんて手もあるかもしれません。天地雷鳴士もカカロンのヒーリングオーラで窮地を脱する場面はありそう。レンジャーや旅芸人などにも可能性はあります。

これらの不人気職(言っちゃった)を復活させることこそが、運営さんたちの闘戦記なのかもしれません。この戦いの行方に注目しましょう！