ドラクエ10極限攻略データベースの思い出1

ドラクエ10極限攻略データベースの思い出を語ってみます。

「1」となっていますが、僕のシリーズものはよく1で終わります。

オンライン化発表

ドラクエ10がオンラインゲームになることが発表された時の、僕の第一感は「オンラインゲームならやめとこう」でした。

それまでオンラインゲームというのは、少しやったことがあるという程度でした。狩場が空いている時間を狙うために朝早起きして、オンラインゲームは健康に良いなあなどと思っていました。

ただ、あれはあくまで学生時代だからできたことで、やはりオンラインゲームというとプレー時間が大量に必要になる点や、月額課金がかかる点などが気になっていました。

プレイヤーとしても、攻略サイトとしても、最初はドラクエ10はやらないつもりでいました。

ベータテスト

2012年8月の発売を前に、2月からテストプレーが始まりました。

運よく早い段階で当選したので、とりあえずゲームをやってみることにしました。

ベータテストをやっていく中で、まず一番に思ったのは、このゲームは攻略サイトが必要になるぞということです。そして、ドラクエ10は無目的に敵を狩り続けるゲームではなく、ストーリーがあるなど、プレイヤーをオンラインゲームの世界にポイッと放り込んで放置するのではなく遊ぶうえでのガイドが敷かれていると感じました。

まだスマホゲームがなかった時代ですし、毎月1000円かかることへの抵抗はありましたが、内容的にはこれなら良いのではないかと思うようになりました。

さて、ベータテストを進めていくと、攻略サイトを作るうえでの懸念点がいくつも浮かび上がってきました。

攻略サイトを作るうえでの懸念点

ドラクエ10の攻略サイトを作るうえで、僕が最初に一番気にしたのは、

キャラの育成を間違えるとクリアが不可能になるということです。

当時のドラクエ10はレベル上げがとてつもない大作業で、さらにスキルポイントが一度振り分けるとやり直し不可でした。

そのため、キャラ育成ミスは攻略サイトの破綻を意味します。

しかし、一体どんなキャラなら無事にクリアできるのでしょうか？

攻略サイト管理人としてのキャラ育成

ベータテストの中で最強のボスはキングレオだったのですが、何度か挑んでみたものの、結局倒せた方法は魔使・魔使・僧侶・僧侶によるゾンビ戦法でした。

敵の守備力が高すぎるので、呪文じゃないとダメージが通らないのです。当初は6つしか職業がありませんでしたが、物理攻撃を封じられた時点でもう選択肢は魔法使いと僧侶しか残っていませんでした。

しかし製品版のラスボスに呪文は効くのでしょうか？歴代ドラクエのボスを考えても、ラスボスへの攻撃は「バイキルト＋ルカニ＋打撃」が一般的ですし、ボスに呪文が効かない、軽減する、マホカンタを使うなどの対策をしてくる可能性もあります。さらに魔法使いはHPが低いので、HPの高い職でないとクリア不可になる恐れもあります。

つまり、ベータテストを見る限りではラスボス戦では魔法使いが必要そうですが、魔法使いを育てるとクリア不可能になる可能性も考えられたわけです。

そこで考えたのが、当時としては禁断ともいえる「2キャラ同時育成」でした。

2アカ同時操作

2アカウント同時プレーは今でこそよくあることですが、ドラクエ10発売初日からやっていた人はほとんどいないと思います。

が、僕はベータテストの中で「ついていく」を使えば2アカ同時プレーが可能であることを発見していました。それでも当時はドルボードが無く、フィールドの強すぎるザコ敵に絡まれた時は大変でしたが…。

ともかく2つのキャラを同時に育てることで、クリア不可となってしまうリスクを回避する方針を立てたのです。

それでは実際、どのようなキャラを育てればよいのでしょうか？

続きはまた次回。(そう言って次回があったことはほとんどない)