拳闘士の盾の凄さと入手確率

基本的な所から説明しています。
Ver2.4後期からトルネコがたまに売ってくれるようになった「拳闘士の盾」は、バトルマスターと武闘家(と魔物使い)も装備できる数少ない盾です。この2職が装備できる盾は、皮の盾、王者の盾、Vロンの盾、ニューVロンの盾の4種類のみでした。ここに5種類目の盾として加わったのが拳闘士の盾です。

そもそも

普段はバトルマスターは両手剣、武闘家はツメや棍が主流ですから、盾が活躍することはあまりありません。主に活躍するのはコロシアムで、残り時間わずかの時に防御態勢に入る際などです。バトマスがボス戦でハンマー＋盾装備でスタンショットを狙っていくケースなどでも使えますが、ともかく全員が必要なアイテムではありません。なので、拳闘士の盾が手に入りにくくても、多くの人は嘆く必要はありません。

バト・武闘用の盾

ここで、拳闘士の盾の実装以前からあった4種類のバト武闘用盾をおさらいしておきましょう。

皮の盾はレンドアのツボギルドとラッカランのランプギルドで★1のものが売られています。★1なので、1回だけ錬金ができます。王者の盾は災厄クエストで手に入りますが、こちらは★0なので錬金はできません。

Vロンの盾は、2012年7月21日発売のVジャンプ「9月特大号」にアイテムコードが付いていたもの。ニューVロンの盾は、2013年12月21日発売のVジャンプ「新年2月特大号」にアイテムコードが付いていたものです。この2つは★★★なので錬金が3回できるので最も良いのですが、アイテムコードなのでどちらも1キャラにつき1個しか入手できない(正確には1アカウントにつき1個)ので、成功率の低い錬金に失敗すると取り返しがつきませんでした。

つまり、バトルマスターと武闘家にとって最強の盾が、最大2回しか入手できない、それも雑誌を買わないと入手できない、という状況だったのです。Vロンの盾に至ってはVジャンプの発売日がドラクエ10発売日より前で、この盾の重要性も知られていなかった頃ですから、当時からプレーしていても持っていないという人が多いです。

拳闘士の盾

そこに登場したのが拳闘士の盾★★★。魔法の迷宮を廻っていると1周ごとに1%程度(推定)の確率で会えるトルネコから買えるということで、バト武闘用の★★★の盾が理論上は無限に手に入るようになりました。

「導きの香水」を使えば、出会える確率は20分の1程度(正確ではありません)に上がるとみられます。では単純に20周もすれば拳闘士の盾が1個手に入るのかというと、それは全くの誤解です。何故ならトルネコは拳闘士の盾を「たまに」売ってくれることがある、からです。

トルネコの売り物は、いつでも売ってくれるものが16種類あり、その他にたまに売り物欄に並ぶアイテムがあります。これまでは「レアボスのコイン」「福の神コイン」「ウェナールピアス」の3種類でしたが、ここに拳闘士の盾が加わり4種類になったのです。チームではトルネコに9回会って拳闘士は1回だったというかわいそうな人もおり、その人を含めるとトルネコが拳闘士の盾を売ってた率は26%でした。とてつもなく運が悪い人を含んでいるので本当にこの確率で合ってるのかは定かではありませんが、少なくとも100%だと思ってると痛い目を見るので、拳闘士の盾を買って、それに良い錬金が付くまで繰り返したいと思っている人は、それなりの覚悟が必要です。

ちなみに僕が会ったトルネコはこうでした。

拳闘士の盾への錬金

ここで衝撃的な事実の発表になりますが、拳闘士の盾の効果は「守備1、重さ1、おしゃれ3、ガード率0.5%」です。あれっ？と思った人は少ないと思いますが、思ってしまった方は大当たり。

• Vロンの盾：守備1、おもさ1、おしゃれ3、ガード率0.5%、ブレス6%減
• ニューVロン：守備1、おもさ1、おしゃれ6、ガード率0.5%、ブレス6%減
• 拳闘士の盾：守備1、重さ1、おしゃれ3、ガード率0.5%

ということで、ブレス系ダメージ6%減が無い分、拳闘士はVロンより劣っています。幸いコロシアムではブレスを吐いてくる人間はいないので問題ありませんが、要は拳闘士の盾にブレス系ダメージ減を付けるのはいろいろ得策ではないということです。

素直に呪文ダメージ減の錬金を行いましょう。大成功は+1しかないので、超大成功は必要ありません。ガード率アップを付ける手もあるかもしれませんね。

なお

近々、Vジャンプにまた新しいVロンの盾が付くことが判明しています。詳しい効果は不明ですが、Vロンの盾とほぼ同じ内容になることは判明しています。名前は「Vロンの盾改」が最有力になっています。