スコルパイド 賢者の立ち回り

スコルパイド戦での賢者の動き方について書いてみます。諸説あるでしょうが僕はこんな感じ、というやつです。

賢者の役割

僕が今使っている賢者のコマンドは以下の通りです。

大した工夫ではありませんが、むげんのさとりとしんぴのさとり、きせきの雨といやしの雨を横に並べて、CTが溜まってなければ下位互換の技を選びやすいような感じにしています。また、ザオトーン中などにやむなく使うことになり得るやいばのぼうぎょをド真ん中に配置しています。

賢者の武器

賢者の武器は、ブーメランと両手杖が有力です。

Lv1ではデュアルブレイカーによってまもの使いのツメ攻撃でルカニが付きやすいので、ブーメランが有力です。レボルスライサーによるダメージ1.5倍の効果も素晴らしいですね。Lv2になると効きにくくなる気がしてるんだけどちゃんと調べたわけじゃないので割愛します。

Lv2ではデュアルブレイカーもルカニも入りにくいので、ブーメランのメリットが低下します。それより回復量や呪文詠唱速度がアップする両手杖の方が有利と考える人もいます。今の所ややブーメラン多めという感じです。

ただ、前衛が慣れてきたこともあり、デュアルブレイカーやレボルスライサーがなくても20分の制限に間に合うようになってきたこと、そしてバト入り構成で壁を作らない形(賢者が忙しい)が流行っていることから、今後両手杖の選択率は上がっていくのではと予想しています。

Lv3では、スコルパイドの守備力が上がるため、デュアルブレイカーもレボルスライサーも当たりにくくなります。ブーメランはLv2よりもますます不利になると言えるでしょう。両手杖の方は、特に変化なしです。

フォーメーションの確認

壁をして外周を廻っていく方法と、敵を三方・四方から囲む方法があります。

最近はまも・まも・バト・賢者の構成が流行っているのですが、この構成は前衛が3人になってしまうため、壁をしているとデス・スコルピオなどの攻撃を2人が受けてしまうというデメリットがあります。それを防ぐために、4人で敵を四方から囲む(あるいは3人で三方から囲む)方式もよく採用されます。

ちなみに現時点では、どちらかの方法が圧倒的に優れていると言える状況ではなさそうです。強いて言えば、三方から囲むと、あまたの前衛を引退に追いやりつつある高難度必須技「熱波のツッコミ避け」が不要になるというメリットがあります。

※追記:どの方法にするかはあらかじめPT内で話し合いましょう!ここで重要なのは題記の通りフォーメーションを「確認」することです!

賢者の行動(特技)

むげんのさとり…開幕で使用。その後は回復呪文威力は基本的にしんぴのさとりで更新していき、むげんのさとりは事故で死んでしまってからの立て直し用に取っておきます。死んで生き返った賢者がむげんのさとりを使えない状況は非常に悲惨です。

しんぴのさとり…上述の通り、回復呪文威力の更新に使います。

早詠みの杖…呪文の詠唱速度を上げます。神秘の悟りと早読みの杖は手が空き次第更新していくと良いでしょう。回復がスムーズになるのはもちろんですが、ザオトーン明けで敵がダウンした際や災禍の陣が出た瞬間を見計らってドルマドンを一発入れる際などにも役立ちます。

活命の杖Ⅲ…45秒間、自分の最大HPが200増えます。まもの使いのHPリンク先として有力なタンクとなります。宝珠を入れれば+18秒、170スキルで+6秒延長が可能ですが、それでも合計70秒程度。CTが90秒ですから使いどころが難しいですが、僕はザオトーン終了後の隙に使いました。活命の杖には自分のHPが200ほど回復するという副次効果もあるので、自分のHPがちょっと減った時にベホイミの代わりに使うということでも良いでしょう。

きせきの雨Ⅲ…ザオトーンが来た瞬間に使い、その後の攻撃で死者を出にくくします。きせきの雨の効果は1分間なので、ザオトーンの間ずっとカバーできます。

いやしの雨…入れておくと回復が楽になります。優先順位は低いですが、ここまで入ったら盤石。

やいばのぼうぎょ…あまり出番はないです。ザオトーン中に壊滅して何とか1分間持ちこたえる際などに使うかもしれません。

おはらい、ツッコミ、マヌーハ…味方がのろい、混乱、幻惑をくらってしまった場合に治すのに使えます。

賢者の行動(呪文)

ベホイム、ベホマラー…両手杖装備で最大限に盛れば、単体を650程度回復するか、全体を400弱回復するか、くらいの数字になると思います。使い分けましょう。

ザオラル・ザオリク…復活時のHPが違います。詠唱時間はザオラルの方が0.5秒だけ短いですが、MPを15も消費することも念頭に、どちらか選んで使いましょう。僕は宝珠をザオラルしか付けてないのでザオラルを使ってましたが…。

※訂正:ザオラルとザオリクの詠唱は同じと書きましたが、同じなのはザオとザオラルでした。ザオリクはちょっと長いです。

ドルマドン…ダメージを与えたいときに使います。Lv1では1100ダメージ、Lv2・Lv3では800ダメージ程度になると思います。

イオグランデ…こちらは敵に近づく必要があるので使いにくいです。円陣殺の最中に災禍の陣が出た時や、ダウン中に魔戦のフォースブレイク・ダークネスショットの耐性低下が入った時などに使えなくはないですが…。

賢者の立ち回り

ここからは賢者の行動を書いていきますが、大前提として下記の行動はすべて「敵の攻撃が来ない場所か敵の攻撃が来ないタイミング」に行います。しんぴのさとり使っている間にブラッドウェーブくらいましたみたいなことはあってはいけません

また、最近僕は賢者は両手杖でやってるので、両手杖賢者の行動を書きます。ブーメラン装備の場合はレボルスライサーも入れましょう。

まずはむげんのさとりで呪文威力を2倍にします。あとは単体ダメージにベホイム、全体ダメージにベホマラーを入れていきます。みんなが適切に対処すると、ベホマラーを使う機会は分散する災禍やザオトーンアビスの雷など限られてきます。たまにブラッドウェーブか魔蝕が来て暇になったら、早読みの杖>いやしの雨を使用。

壁を形成していくパーティの場合、賢者は単に後衛として壁に守られるだけではなく、壁役の人がターンエンドの紅蓮の熱波をツッコミ避けに賢者を利用するという役割も担います。ツッコミしやすいよう、敵から遠く離れておくことも重要です。賢者が敵の近くにいると、前衛が賢者にツッコミしても熱波の範囲外に出られません。また、賢者が前に出すぎていると、スコルピオなどが来た時に前衛が後ろに逃げると賢者を巻き込んでしまいます。

2分が経過する前にしんぴのさとりと早読みの杖の更新もしていきます。2分ギリギリを待つと、そこで忙しくなった時に効果が切れてしまうので、早めに更新しましょう。

ザオトーンが来たら、急いできせきの雨を使います。敵の残りHP75%~50%などの区間では、きせきの雨を使うのが遅れると「ザオトーン→絶の震撃」等が来て死ぬこともあるので注意。

ザオトーン中は死者は出してはいけないので、回復はさぼらないようにしましょう。

ザオトーンの1分が終了したら、僕はここでドルマドン→活命の杖を使いました。ブーメランならレボルスライサーの入れ時です。Lv1だと3つコマンドを入れる余裕があると思います。

ザオトーン・アビスが来るようになると、賢者1人での対応は難しいです。崩れる原因で最も多いのは、アビスの雷と敵の攻撃が同時に来るパターンです。Lv2以降ではそもそもこの2つを同時に食らった時点で壊滅は確定しているので、賢者の立ち回りというよりはパーティの立ち位置でカバーすべき問題です。雷の出現位置がハッキリ把握できた場合は賢者は安全地帯へ行き、壁で引っ張らせることで敵と味方を安全地帯に引きずり込む手もあります。

まとめ

賢者はスコルパイド戦で一番難度の低い職業だと思います。ただそれでも、敵の行動を見ながら後出しで行動をすることで、ブラッドウェーブや覇軍の法などの絶対に受けてはいけない被弾を防ぐ必要があるので、簡単ではありません。スコルパイド戦では攻撃を1回でも被弾すると即壊滅するので、戦闘に不慣れな人が攻撃を避ける練習をしたい場合は、まず先に常闇の聖戦(レグナード、ダークキング、メイヴ)で僧侶を練習すると良いと思います。

コメント

  1. 3方向囲みは有効な場面も多いとおもうが4方はありえないでしょ。
    おてさん、いらん事書かないでほしい。

  2. 回魔重視ならブメの方が基礎回魔が多く、盾もルーンバックラーに回魔付いてるので有利です。ファランクス・アイギスで被ダメを減らすことはリンク先の生存率を上げることにも繋がります。
    ただし強さ2~3になってくると敵は複数回行動になり、早読みが無いと回復が遅れがちとなるため両手杖の早詠みがある方がPTは安定します。
    個人の好みと思いますがスキルPに余裕があるのであれば、難易度によって使い分けができればベストですね。

  3. 四方囲みはやめたほうがいいです
    エンドまで壁ひっぱらずに途中を開放するならぜんぜんアリですよ
    その後相撲反撃の熱波をよければいいだけです
    これならツッコミも使いません

  4. 賢者は前方裏手だね。賢者がタゲの時だけ引っ張る感じが野良だと
    良いんじゃないかな。無理にツッコミよけしないで
    賢者を殴らせるのが安全。攻撃後の熱波しらない人だと問題だが
    野良討伐はガチャ要素強いのは仕方ないか