真やいばくだき弱体修正の詳細まとめ

真やいばくだきの新しい仕様について、誤解が多いのでまとめます。

まず最初に、冒険者の広場の該当文章を引用しておきます。この文章が分かりにくいというのは僕も同意です。

この発表の解釈

発表が出た直後、真やいばが呪文やブレスを全く軽減しないのではと思った人が結構いたようです。

重要になってくるのは8行目の「呪文やブレスなどに関しては、ダメージダウンの性能ダウンにより、以前よりもダメージをうけます。」という部分。ダメージダウンの効果がなくなるのではなくダメージダウンの性能ダウンですから、30%は軽減することがわかります。

※DQXTVでは「うまく説明できなかった」と書かれているので、今回の発表はDQXTVの情報を頭に入れずに読む必要があります。DQXTVの情報を全く知らない人が今回の発表だけを読めば、真やいばが呪文とブレスを全く軽減しなくなると誤読することは不可能です。

※ちなみにDQXTVでの発言内容は「やいばくだきの対象を、物理攻撃だけにします。だけにします。なおかつ、攻撃力ダウンを、えっと、50%ダウンしているのを30%ダウン、するようにします」です(10月7日18時5分8秒～5分18秒)。この発言は誤発表だったということになります。

真やいばくだきの効果まとめ

1.物理攻撃への影響

ダメージ30%減とヘナトス2回の効果です。

・現在：ダメージが50%減されて、ヘナトスで敵の攻撃力が20%減ります

・今後：ダメージが30%減されて、ヘナトスで敵の攻撃力が35%減ります

ヘナトス2回の追加効果も考慮すると、物理攻撃のダメージは今後もある程度抑えることができます(場合によっては今後の方がダメージが小さくなるケースもあります)

2.呪文・ブレス攻撃への影響

ダメージ30%減のみの効果です。

・現在：ダメージが50%減して50%になる

・今後：ダメージが30%減して70%になる

ヘナトスは物理攻撃しか軽減しないので、呪文やブレスを追加で軽減したい場合は別途の補助をかける必要があります。

ディレクターさんが「フバーハやマジックバリアなどボスの特徴や状況に応じた防御手段を用意して欲しい」とコメントされているのは、このことです。

フバーハやマジックバリアは1回使えば対象ダメージを20%軽減できるので、ダメージが70%ー20%で50%となり…あれ、70%×80%で56%だっけ？忘れたけどどっちかになります。

まあいてつくはどうで消えちゃうんですけどね。

3.それ以外の攻撃

ダメージ30%減のみの効果になります。

・現在：ダメージが50%減して50%になる

・今後：ダメージが30%減して70%になる

上記以外の攻撃は、真やいばくだき以外にダメージ軽減手段がないです。ここに関してはどうしようもないですね。ただ、当初0%かと思っていたのが、30%軽減されることが今回判明したので、そんなにひどいことにはならないのではと予想しています。ボスの数だけでも数百いるので、いざ実装されないと分からない部分はありますが…。

個人的な感想

経験値の変更と真やいばの変更については、2つの計算式の重ね合わせ(※)の結果として上方修正や下方修正が行われています。このことが、多くのプレイヤーを混乱させてしまったと思われます。ドラクエプレイヤーさんの多くは戦闘の詳しい仕組みなんて知らないし興味もないですが、下方修正という単語には敏感です。

※経験値の変更も、「モンスターの経験値40%減」と「4人パーティでの経験値2倍」の重ね合わせで上方修正され、いまだに混乱している人が見受けられます。

さて肝心の真やいばくだきへの評価についてです。

弱体化されたとは言え30%軽減されるなら、真やいばくだきの真骨頂であるギリギリ殺してくる威力の攻撃でギリギリ生き残るという効果は大体果たせるので、これによって絶望的に辛くなるボスというのはそんなにいなくなるんじゃないかなと思います。

単純計算で、HP630の人だと、今後もダメージ630～900程度の攻撃で即死を免れることができ、900～1260程度の攻撃でこれまで耐えられていたのが耐えられなくなります。

ダメージ1000前後の攻撃はいくつかあった気がしますが、打撃系でないものはドレアムの凍結地獄や誰かのドルマドン(ごめん誰か忘れた)など、呪文・ブレスが多かった気がします。エンドコンテンツやらないからあんまよく覚えてないですが、例えば戦慄の魔元帥の覇道の閃撃、幻妖の魔勇者の闇の流星、メイヴのどろはきなどはいずれも弱体後の真やいばでも生存できると思います。

天地雷鳴士のげんま召喚が多分あらゆるボス戦をだいぶ楽にしてくれるので、まあフタを開けてみればバージョン4でもそんなにヤバい状態にはならない、と期待しています。