独自研究:ドラクエ10 ダメージ計算式の仕組み

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ダメージ計算式の仕組み:目次

ダメージ計算式

敵に与えるダメージは、以下の計算式で決まります。

A×B×C×D×E×F+G-H

AからHの詳細は以下の通りです。
区分概要該当例
A特技・呪文の基礎ダメージ特技ダメージ=通常攻撃×特技倍率
体技ダメージ=特殊計算式
呪文ダメージ=攻撃魔力依存
一部の攻撃:ダメージ固定
B属性ダメージ上昇戦神のベルト「装備時 炎攻撃+13%」
輝石のベルト「炎の呪文の攻撃+11%」
光の宝珠「○○系呪文の極意」
智謀の首飾り合成効果
職業スキル
Cテンション効果テンション5:1.5倍+10
テンション20:2.0倍+20
テンション50:2.5倍+30
テンション100:3.5倍+40
※Lv50以上の時の式。
D与ダメ上昇・低下強化ガジェット零式 +100%
ウォークライ +50%
マジックルーレット +50% or 20%
魔力かくせい +100%
宝珠による特技ダメージ上昇
160~スキルによる上昇
E相手の被ダメ上昇・低下レボルスライサー +50%
災禍の陣 +50%
霊脈魔法陣 +30%
爪牙の陣 愚者のタロット +20%
ディバインスペル +40%
マジックバリア -40%
ファランクス・アイギス -25%
F相手の属性耐性敵ごとに固有の属性耐性
フォースブレイク +100% or 50%
各種特技の追加効果 +50% or 30%
G追加ダメージ死神のピアス +15
会心時ダメージ増 +200
宝珠「~の真髄」 +300
H相手のダメージ軽減竜のうろこ +30
宝珠「打たれ名人」 +12
職業スキル +10

A1:通常攻撃のダメージ計算式

平均ダメージ=攻撃力÷2-守備力÷4
  • ダメージ幅は、平均ダメージ±(平均ダメージ÷16+1)
  • 但し攻撃者の攻撃力が、受ける側の守備力と比べて著しく低い場合、下記のように別の式2,3が適用される
No条件ダメージ計算式
1攻撃力 > 守備力×4/7攻撃力÷2-守備力÷4
2守備力×4/7 > 攻撃力 > 守備力×1/20~攻撃力÷16
3守備力×1/2 > 攻撃力0か1のダメージ

A2:特技のダメージ倍率

通常ダメージにスキルごとの倍率が掛け算されます。
例えば通常攻撃が50ダメージの時、倍率1.1倍のロストアタックを使えばダメージは55になります。

特技のダメージ倍率はスキルのページをご覧ください

B:属性ダメージ上昇

属性攻撃によるダメージを上昇させる装備やスキル等があると、属性攻撃をした際にダメージがかけ算されます。

複数の効果を持つ場合、それらは加算されます。例えば戦神のベルトで+13%と、 光の宝珠「メラ系呪文の極意」で+6%があれば、合計で19%となり、メラ系呪文のダメージが1.19倍になります。

C:テンション効果

テンションが乗っている時の攻撃はダメージが増加します。

D:与ダメ上昇・低下

攻撃する側のキャラに「与えるダメージ上昇」の効果が付いていると、与えるダメージが上昇します。
これらの効果は加算した結果が乗算されます。
例えば強化ガジェット零式はダメージを+100%するので、ダメージは2倍になります。
また、魔力かくせいもダメージを+100%するので、ダメージは2倍になります。
しかし強化ガジェット零式と魔力かくせいが両方かかっている時は、ダメージは+200%、つまり3倍となります。

魔力かくせい中にガジェットを使うと、ダメージは200%から300%に増えるので、見た目のガジェットの効果は1.5倍に見えます。

E:相手の被ダメ上昇・低下

攻撃を受けるキャラに「ダメージ上昇」「ダメージ低下」の効果がかかっていると、ダメージが増減されます。

これらの効果は加算した結果が乗算されます。
例えば災禍の陣は受けるダメージを+50%するのでダメージは1.5倍になります。
また、爪牙の陣は受けるダメージを+20%するのでダメージは1.2倍になります。
災禍の陣と爪牙の陣が両方ある場合は、受けるダメージは+70%、つまり1.7倍になります。
1.5倍×1.2倍=1.8倍ではありません。

F:属性耐性

攻撃を受けるキャラが属性に対して耐性・弱点を持っている場合、その倍率が掛け算されます。 例えばベリアルは氷属性ダメージが1.1倍に、光属性ダメージが0.5倍になります。

魔法戦士のフォースがかかった時は、本来無属性の攻撃に属性が付与されます。

GH:追加ダメージと軽減

ダメージに掛け算ではなくたし算・ひき算で増減する効果は、ダメージ計算式の一番最後に計算されます。

会心の一撃のダメージ計算式

通常攻撃では、敵の守備力に関わらず攻撃力と同程度のダメージ(ダメージ幅は±5%)。
戦士の必殺技「会心必中」は通常の会心の1.5倍。
「通常攻撃の○○倍のダメージ」特技では、ダメージ倍率が1倍以上の場合は普通の会心と同じで、1倍より低い場合は会心にその倍率をかけることが多いようですが、各特技ごとに異なります。
それ以外の特技の会心は、通常時の1.2倍となることが多いようですが、各特技ごとに異なります。

攻撃力上昇・低下(バイシオン・バイキルト)

攻撃力は最大2段階上昇・低下します。
効果攻撃力※
2段階上昇+40%
1段階上昇+20%
1段階低下-10%
2段階低下-20%
上記の計算は、攻撃力のうち「ちから」に由来するものにのみ適用されます。 例えば攻撃力が2段階上昇している場合、攻撃力の数値が1.4倍される部分と影響を受けない部分があります。
1.4倍される1.4倍されない
ちから
装備品の攻撃力
装備品のできのよさ
常時ちから+○○のスキル
武器の錬金効果
輝晶効果
アクセサリーの合成効果
装備品のセット効果
武器装備時攻撃力+○○のスキル
料理
炎の宝珠「武神の剛腕」

スクルトの効果

スクルトの効果は、1回毎に守備力×20%上昇。但し
・ツボ錬金による守備力アップ分は含まれない
・盾スキルの守備力アップのスキルは力に含まれない
・防具の出来のよさによる守備力アップは含まれる
・小数点以下の端数は切り捨て

武器の種類による種族特攻

武器の種類ごとに、ある特定の種族のモンスターに通常攻撃を行った際、1.2倍のダメージを与えるという性質があります。
会心の一撃のダメージも1.2倍になります。但し特技には乗らないので、効果を発揮するケースはそう多くありません。
武器種 対応モンスター
片手剣 ドラゴン系
両手剣 ドラゴン系
植物系
けもの系
スティック あくま系
ゾンビ系
両手杖 あくま系
短剣 むし系
ムチ 怪人系
ツメ マシン系
みず系
ハンマー 物質系
鳥系
ブーメラン スライム系
素手 エレメント系

二刀流のダメージ計算式

バトルマスターと踊り子は両手に計2個の武器を装備可能。
二刀流について

「二撃目」のダメージ

以下のような2回攻撃の二撃目は、一撃目の0.7倍 or 0.4倍のダメージとなります。
区分ダメージ
ツメ通常攻撃の二撃目0.7倍
レグナードやドラゴンガイアの多段攻撃0.7倍
はやぶさの剣
はやぶさの剣改
キラーピアス
0.7倍
ムチ通常攻撃の二撃目0.4倍

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