ギルド移籍許可証の存在により、職人も選べる時代になりました。
ここではまず各職の簡単な特色を考えてみます。短くまとめているため網羅的ではありませんが、大体の参考にどうぞ。なお後述の通り、特定の職を勧める/勧めないという意図ではありません。
武器・防具・道具鍛冶
緻密な計算は木工・裁縫ほど必要ではありません。
武器鍛冶は武器種が多い分、1つの商材にこだわる必要性が低いため、複数の武器を扱うことで回転率を上げたり、その時その時の相場を見て儲かるものを選ぶことが可能な反面、ギルド依頼も手広いので対応するにはレシピが大量に必要になります。
道具鍛冶は作れるものの種類が少なく、稼げる商材が虹色のオーブあるいは奇跡道具など限られており、大きな収益は望みにくいです。但し鍛冶三職の中では唯一、一発仕上げでのレベル上げが容易になっています。ギルド依頼も少ないレシピ数で対応でき、その稼ぎも他職より高額・高経験値です。
裁縫・木工
緻密な計算により★3率が大きくアップします。「場合の数」「確率」「期待値」といった数学の項目が得意な人に向いています。
裁縫は「ぬいパワー」や「会心ターン」のランダム性でやや運が絡みますが、縫いすぎを「戻す」技があるため集中力の余る商材では高確率で★3を作れます。また、商材の種類が手広い割に1つのレシピで頭・体上・体下・腕・足の5部位を修得できるのでレシピ代は安め。木工は最新装備がスティック・杖・棍・弓・扇の5種しかないので、1つの商材に人が大量に押し寄せてすぐに商売が成り立たなくなることがあります。
裁縫と木工はいずれも一発仕上げでのレベル上げも可能です。
ランプ錬金・ツボ錬金
ミニゲームのテクニックより商材選びが重要になる職です。どのような装備にどのような錬金を付けたものが良く売れるかを研究することで稼ぎを出すことができるので、プレイヤーの動向や最新のボス事情など、職人の範囲にとどまらない総合的な知識が求められます。レベル上げへの近道が存在しないのが辛い所。汗と涙の結晶の値段が上がって、上級錬金が高額になったのも追い打ちをかけています。
調理
高レベル商材でも★2以上を作れば黒字になる職。運の要素も強く、他職と比べれば上級者と初心者の差が付きにくい職だと思います。多分。稼ぎの額は小さめ。Ver3.0からギルド依頼の報酬が改善され、ギルド依頼によるレベル上げ・お金稼ぎが容易になっています。
どれが向いているか
「この職が美味い」という唯一解は存在せず、各自が自分に合った職を探すことが重要です。アプローチは色々あると思いますが、ここでは4つ紹介します。
・元手のお金はあるか。ランプ・ツボの錬金職人は高額な装備品に錬金効果を付けるので、他職より材料費が多くかかります。
・レベル上げに時間が取れるか。Lv50までの道のりは険しいですが、武器・防具・裁縫・木工が最新装備で稼ぐにはLv50は欲しいです(Lv47で覚える特技は一部の商材を除き必須)。
・レベル上げにお金を使えるか。一発仕上げの存在する道具・裁縫・木工はお金さえあれば割と楽にレベルを上げられます(Lv50まで上げるとなると500万ゴールド程度が目安)。逆にギルド依頼で経験値を得やすいのは道具、裁縫、調理など。
・最新装備で大きく稼ぎたいか。道具と調理は最新商材がなく、稼ぎも小さめです。
「どの職がいいか」の議論はしばしば「その職人で最高クラスの腕の持ち主がいくら稼いでいるか」にすり替えられてしまうのですが、自分に合った職を選ぶことが大事です。
お断り:今回も一般論を述べていますが、該当しない商材も存在します。また全職の最新事情を知っているわけではないので誤った情報を含んでいる可能性があります。