素材高騰の原因と今後の展望

素材高騰

最近、素材価格の高騰が進んでいます。いくつか見てみましょう。（1個目は素材じゃないけど）

比較的序盤から手に入る「かぜきりのはね」「せいれいせき」から、最近登場した「火竜のキバ」など、NPCの店で買えない素材は、ほぼ全てが値上がりしていて、素材1個の値段として5ケタが割と当たり前になってきています。

※価格はタイミングによって大きく変わるので注意

素材高騰の原因

今回の素材高騰の原因として、以下の3点が考えられます。

1. 需要の増加
2. 供給の減少
3. 素材種類の増加

需要の増加

バージョン6.1でウィリーデやジェロドーラ（昏冥庫パニガルム）、竜王などが実装され、それに合わせて装備を購入する人が増えました。これにより今は需要が特に増えていると考えられます。実際、値段の高い素材はそれらのコンテンツで使われる装備の素材ですし、回転率も高い（素材がバザーに出てから売れるまでの時間が短い）です。

供給の減少

上記のように次々とコンテンツが追加されることで、プレイヤーが”忙しい”状態が続いており、素材を集める金策をするプレイヤーが減ったと考えられます。

また、追加されたコンテンツはどれも素材を副生成しないので、自然にプレーする上では素材が生成されなくなっています。みんながどれだけ竜王を倒しても、ドラゴンの皮は供給されないわけです。（バトルロードに至っては、アナザーモード実装により通常モードがプレーされなくなり、それまで通常モードで算出されていたつきのめぐみの供給量を減らしてしまいました）

レンダーヒルズやマイハウスの実装時のような「将来とても大きな買い物をするために毎日コツコツ金策」をしたくなるような対象があまり無いことも、プレイヤーを金策から遠ざけているかもしれません。

素材種類の増加

バージョンを重ねるごとに新たな素材が登場してきたので、高騰する素材の数が増えました。その結果、1個1万ゴールドを超える素材が20種類以上もあります。

昔はある1種類の素材が高くなると、みんながそれを盗み狩りするのですぐに値段が下がりました。しかし20種類もあると、盗み狩りの対象が分散するので価格が下がりにくいですし、もう1万ゴールド超えは当たり前のことなので話題にもなりにくいです。

今後の展望

まず今後の流れですが、物価の高騰自体は、竜王終了の9月18日以降には落ち着いていくのではないかとは思います。

ただ物価高の根本原因は、アストルティア内の流動資金の総量が増えたことであり、それはもう元には戻らないですから、完全に全ての物価が元に戻ることは難しいかもしれません。

また、運営さんが一部物価の高騰に気づいて問題視していれば、次のバージョンアップで何らかの解決策が図られるでしょう。その際、もし「物価が上がったのにプレイヤーのお金が足りないのが問題だ！みんながもっとゴールドを稼げるようにしよう！」と考えれば、インフレはより進むことになります。現在の高い価格でもみんなが買えるようになるため、価格が下がる理由がなくなるわけですね。

ゴールドで与えるとアストルティア内の流動資金の総量が増えてしまうので、運営さんがテコ入れをする場合、実際は換金性のない素材（つまりきんかいみたいな店に売れる奴ではないってこと）が入手しやすくなる、といった措置が取られると思われます。

誰でも手に入るけど入手個数が無限でないような入手方法が望ましいので、開けると高額素材がランダムで手に入る「ランダム素材ボックス」みたいなものがナスガルド、パニガルム、試練の門あたりに実装されたら割と解決するのではないかなと思っていたりします。

まあお金を稼ぎたい人にとってはチャンスなので、こういう機会にたくさん盗み狩りすると良いですね！