3.2素材高騰を経済学的に予想する

供給が減って高騰する素材

多くの人が需要に注目する一方で、こちらは見落とされがち。しかし各バージョンごとに、供給が減る素材というのが確かに存在します。

・ドラゴンのツノ

先日記事にしたヘルジュラシックの竜牙石金策竜牙石はレグナードと戦うために必要なアイテムですが、バージョンアップ後にコンテンツが増えたらレグナードと戦う人数は減るでしょう。そうなると竜牙石の金策はおいしくなくなり、ヘルジュラシックを倒す人が減り、ヘルジュラシックのレアドロップであるドラゴンのツノは供給が減ることが予想されます。需要も伴わなければ高騰はしないかもですが。

・天使のソーマ

ドン・モグーラのレアドロップで、モグラ実装と同時に急落した素材。アップデートで忙しくてモグラと戦う人が減るだけでなく、今まで持ち寄りで4回戦っていたのが1回に減るので、生産量が4分の1に減ります。ベリアルのときのすいしょうドラゴンガイアのドラゴンの皮などにも影響があるかも知れません。

というわけで二例を挙げましたが、他にも色々考えられるでしょう。現在各素材がどのような経路で生産されているのかを見極める必要があるので、需要を読むよりも供給を読む方が、ドラクエ10の知識の深さが必要とされるでしょう。

ちなみに過去で最も顕著な例は、昔250G程度でいま2500G程度の「まじゅうの皮」。バザックスのレアドロップなので、昔はゴミみたいな値段でしたよね。今は誰も倒していないので、希少品になってしまったわけです。

注意点

この記事を読んで今すぐ素材を買い占めようと思った方、ちょっとお待ちください!!

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一部の素材は既に高騰しています。例えばナドラダイト鉱石は9000Gから15000Gまで上がり、いま12000G台まで下がったので、15000Gのタイミングで買った人は大損をしています。高い時期に買っては意味がないので、価格推移をよく見て、自分で納得できるタイミングで買うようにしましょう。

また、素材の需要が増えても、供給も増えると価格が上がらない場合があります。例えばとげウニは現在おばけヒトデの通ドロですが、ドロップ率(ぬすむ成功率)が著しく低いため高騰しています。もしも新地域にボロボロ落とす敵がいるか、キラキラから拾えれば安くなりますよね。

供給が減る素材に関しても、アプデ後全く使わなくなる素材は価格が上がりません。例えば妖精の綿花マラソンランナーが新地域に移行して供給が減ると思いますが、新防具には使わないので需要も減るので注意が必要です。

それと基本的なことになりますが、NPCが売っている素材は高騰しません。例えば光のさいほう針の材料である氷の樹木アズランの素材屋で340Gで買えるので、どんなに高騰しても340Gを大きく超えることはありません。

ということで

価格は色々な条件の重ね合わせで決まるので簡単ではないですが、挑戦する皆さんは頑張ってください。ちなみに僕はアプデ直後はサイトを作っているので毎回参戦できません。金策的には一番おいしい時期なんですけどね…。