2018年、ドラクエに一体何が起こるか

ファミ通アンケートでドラクエの次の展開に言及？

ファミ通の企画「ゲームクリエイター総勢107人にアンケート！ 2018年の抱負とキーワードは？」の中で、気になるコメントが2つありました。

市村龍太郎さん

『星のドラゴンクエスト』、『戦え！ドラゴンクエスト スキャンバトラーズ』は引き続き、全力で運営をしていきます！ そのほかにも、ビックリするような新タイトルをお届けできそうです。楽しみにしていてください！

齊藤陽介さん

「しばらく告知できることなんてないです！」と言いたいところですが、すでに2017年のうちに数本仕込んでいるので（しんどかったです……）、どれかひとつくらいは発表できたらいいなぁと思ってます。

なお堀井雄二さんや斎藤力さんなどはアンケートに参加していませんでした。

2018年、ドラクエに一体何が起こるか

2018年は、ドラクエ11のスイッチ版が出ることが予想されます。また、ドラクエビルダーズのスイッチ版なども発売されます。

ドラクエ10に関しては、おそらく2月にバージョン4.1、5月にバージョン4.2、8月にバージョン4.3、11月にバージョン4.4…みたいな感じで淡々と進んでいくと思われます。新ハードに関しても2017年にすでにPS4とスイッチで発売されましたので、今後新たに新ハードに対応するなどの展開もないでしょう。

では、市村さんの言う「ビックリするような新タイトル」とは何でしょうか。市村さんは最近では星のドラゴンクエスト(スマホ)やバトルスキャナー(ショッピングセンター)など、ゲーム機ではないドラクエを担当することが多かったですが、元々はドラクエ8やドラクエ9等のプロデューサーを歴任した人です。その人が「新タイトル」と言っているので、リメイクではない何か新しいものが出てくる期待もできます。ただ、ドラクエ12に関しては堀井さん以外の口から出てくるとは思えないのでは、ドラクエ12ではないと思われます。

齋藤さんからは「2017年に数本仕込んでいる」との発言が飛び出ています。1つはスイッチ版ドラクエ11のことだと思われますが、他にもまだ何かあるのかもしれません。もしかするとこちらは、ドラクエ9のリメイクや、ドラクエ4以降をPS4でリメイクするなどがあるのかもしれません(ドラクエ1～ドラクエ3は既にPS4でリメイクされました)。ただ、ニーアなどドラクエ以外のことを指している可能性もあります。

2018年はドラクエ豊作の年になる？

ドラクエは勝ちハードを見極めてからゲームを発売する傾向がありますが、現在はスイッチが勝ちハードと呼べる状態になってきています。また、PS4でのドラクエ関連作品の売り上げも好調で、ドラクエファンのPS4の普及率もかなり高い状態と思われます。そのため、ドラクエ関連のゲームを発売するのによい環境が整っていると言えそう。しばらくはドラクエ関連作品が豊作になる予感がします。