ここではドラクエ10に出てくる「種族」と「職業」についてまとめていきます。
2011年9月21日発売の「Vジャンプ」や各種情報を参考にしていますが、予想を多分に含んでいます。
種族は変えられないが、職業は変えられる!
ドラクエ10では、最初は人間だった主人公が、何らかの理由で他の種族に転身します。
種族は「オーガ」「プクリポ」「ウェディ」「エルフ」「ドワーフ」の5種類。
どの種族を選ぶかによって、ゲームのスタート地点となる場所が変わるようです。
ただし各種族の住む5つの大陸は電車でつながっているので、
ゲーム開始後少しすればどの地域にも行けるようになります。
種族は最初に選ぶと変更はできません。
主人公の見た目を決定する要素なので慎重に選びたいですね。
いっぽう「職業」については、最初は「基本職」の中から選ぶことになります。
基本職は「戦士」「僧侶」「魔法使い」「武闘家」「盗賊」「旅芸人」の6種類です。
上級職については現在明らかになっていませんが、おそらくゲーム発売後しばらく経ってから
配信により使えるようになるのではないかと思われます。
成長については、レベルアップ時に手に入る「スキルポイント」を使って
特技を修得できるという点はドラクエ9と同じようです。
各職業間でスキルポイントを共有できるのかは不明です。
レベルが上がると強い武器を装備できるとのことなので、
いったん他の職業になった後で再び同じ職業になった場合は、レベルも前の続きからになるものと思われます。
また、ドラクエ10内の各町にはダーマ神殿の出張所があり、そこで簡単に転職できます。
種族と違って職業は後から変えることができるようです。
5つの種族
種族ごとにステータスが違う模様。
種族は後から変えられないので、ある程度なりたい職業に合わせて種族を選んでおいた方がよさそうです。
オーガ
大柄で戦士系の体格。HPと力が高そう。
プクリポ
ギャグキャラ。見るからに弱そう。旅芸人、笑わせ士、遊び人といった印象を受ける。
ウェディ
美男美女系。体格は人間に一番近い。
エルフ
小柄で神秘的な外見。HPや力は低そう。
ドワーフ
小柄ながら戦闘できそうな外見。頭は良いらしい。
6つの基本職と考察
戦士
力が強く、装備できる武器・防具が多い職業。
素早さが低いので、敵より行動が遅くなるのが弱点です。
ドラクエ10では素早い人ほど多く行動できるようなので、
戦士は攻撃回数が減って不利な場面もあるかもしれません。
但し敵の守備力が高い場合には、戦士の突出した攻撃力がないとダメージが当たらない場合もありそう。
また、呪文や炎に耐性のある装備が多いはずなので、敵の攻撃を受ける盾役としては最適でしょう。
スキル「片手剣」でギガスラッシュを覚えられます。
魔法使い
メラ・ギラ・イオ・ヒャド系の攻撃呪文を使えるので攻撃能力は高いですが、
HPが低く、装備できる防具が少ないので敵の攻撃ですぐピンチになります。
回復担当のキャラが適切に回復してあげて初めて実力を出せる、という職業になるでしょう。
ピオリムやルカナンも使えるようです。
もしも「ムチ」や「ブーメラン」などの全体攻撃武器が無いとすると、
呪文で全体攻撃が出来る魔法使いや旅芸人の存在はかなり重要になってきます。
僧侶
回復のスペシャリスト。
パーティープレイではコマンドの大半が回復行動になるものと思われます。
パーティーの要ですので、プレイスキルの高い人が僧侶になると喜ばれるでしょう。
ベホイミは「HPを65~回復する」とのことなので、
キャラの賢さによって回復量はアップするようです。
賢さの高い種族で僧侶になれば回復量が伸びますし、
HPの高い種族で僧侶になれば死ににくくなるのでパーティーの安全が高まるでしょう。
なお、盗賊や旅芸人も簡単な回復は行えるとのことなので、
自分たちのレベルに比べて弱い敵が出る地域に行く場合は、攻撃力の低い僧侶はかえってお荷物かもしれません。
武闘家
素早さが高く、攻撃力も高いキャラ。
ドラクエ10ではおそらく素早さが高ければたくさん攻撃できるので、戦士よりも攻撃能力は高いでしょう。
薬草などを持っていれば、素早い敵が頻繁に攻撃してくる際でもいち早く使えるので喜ばれそうです。
ただし装備できるものが少ないため防御力が低めなので、ボス戦などでは戦士の方が良いかもしれません。
会心の一撃が出やすいので、メタル系の敵が出てくる地域でも喜ばれそうです。
戦士と武闘家は似たような職業になりそうですが、
どちらが良いのか、というのはドラクエ10のゲームバランスを語るうえで重要なポイントの1つになるかもしれません。
ゲームバランスを間違えると、どちらか片方が「要らない子」になってしまう可能性があります。
盗賊
攻撃面・守備面では戦士や武闘家に劣りますが、
戦闘中に敵からアイテムを盗めるので、アイテム目当てのパーティーを組む際には必須。
簡単な回復呪文も使えるので、僧侶ほどの回復力が必要ないような、
本来より下級のダンジョンにアイテム漁りに行く際には最適な職業になりそうです。
自分たちのレベルでギリギリ行けるくらいのダンジョンでは足手まといになってしまうでしょう。
そのため、既に1人強いキャラを作っている人がサブキャラとして盗賊を作る感じになるのではないでしょうか。
旅芸人
ヒャド系・バギ系・回復呪文を使えるという職業。
多少の攻撃能力もあり、魔法使いと戦士の間くらいのキャラ(FFで言うと赤魔道士とか)かもしれません。
魔法使いは魔法でしか攻撃できないのでMPが尽きがちですが、
旅芸人なら打撃と呪文を使い分けることで長い間ダンジョンに滞在できそうです。
但しレベルが上がってくると「攻撃と呪文どっちも中途半端」になりがち。
最後まで育てるか、序盤だけ便利に使うか、見極めが重要かもしれません。