はじめに
よく『後出しじゃんけん』と呼ばれている動き方について書いてみようと思います。
範囲攻撃が強力なボスとの戦闘において有用で、最近のコンテンツでは紅殻魔スコルパイドとの戦闘で特に意識したい動き方です。
なぜ後出しするのか
スコルパイド戦のまもの使いを例に考えてみましょう。
上の画像はまもの使いとスコルパイドの行動の準備時間と硬直時間の一例です。
タイガークローなら行動開始から3秒弱の硬直、災禍の陣は4秒程度といった具合に、行動ごとに硬直時間が異なります。
それぞれの枠の左側にある灰色部分は行動の準備時間で、行動モーション中でもキャンセルが可能な時間帯。呪文の場合は詠唱時間がこれにあたります。
色のついた部分は行動確定後の硬直。その2種を合わせたものが実際の総硬直時間になります。
色の境目で行動が確定し、範囲技の攻撃判定が発生したりダメージ計算などが行われます。(一部例外あり)
通常攻撃やウォークライなど準備時間が0秒の行動は、キャンセルを受け付けず即座に発動します。
また、画像からもわかるように、 多くの敵の行動はプレイヤー側の行動よりも硬直が長い という点がミソです。
適当に行動した場合
敵の行動を考えずに適当に行動しているとこんな具合。
矢印は行動と行動の間の隙、ターンを溜めたりコマンド選択している時間なので状況により変わります。
※各図は精密に作った画像ではないので時間に関しては目安程度に
ここに敵の動きを入れてみると・・・
上記画像のように、自分の行動硬直中に敵が行動を始めてしまい、回避不能な状況がかなり出てきます。
画像の例では、ライガークラッシュで攻撃している最中に紅蓮の熱波を使われてしまっているので、攻撃が来ることがわかっても避けようがありませんよね。
おおまかなイメージとして、敵の行動開始時に自分が硬直状態(攻撃モーションの最中)でなければ、ほとんどの攻撃は歩いて回避出来るはずです。
敵の行動に合わせて動いた場合
敵の行動に注意し、範囲技かそれ以外かを判断してから自分の行動を決定する動き方です。
『範囲技なら歩いて回避してから攻撃』『それ以外の行動ならタイガークローを合わせる』という方針だとこのようになります。
この動き方では敵の行動硬直が解ける前に自分の硬直が解けるため、硬直時間中に相手が行動を始めることがなくなります。
紅蓮の熱波などの範囲攻撃はいったん離れて回避して、相手の攻撃判定が出た直後にコマンドを入力すれば安全に攻撃が可能です。
ほとんどの行動に対してタイガークローを合わせることが出来ますが、覇軍の法や魔蝕の場合はタイミングが少々シビアなので、自信がない場合はタイガークローよりも硬直の短い通常攻撃を使ってもいいかもしれません。
敵の行動間隔まで意識した場合
上記に加えて敵の連続行動や硬直時間を意識するとタイガークロー以外の技も安全に使えるようになります。
災禍の陣やライガークラッシュのような大技はタイガークローより少々硬直が長いため、通常攻撃に合わせたり範囲攻撃を避けてから使おうとすると危険度が高いことが多いです。
そのため、デス・スコルピオのなどの硬直の長い攻撃に合わせたり、連続行動の最後や反撃後のような敵がターンを溜めるタイミング(敵の矢印部分)であれば安全に使えます。
失敗例
敵の行動を見てから行動した場合でも、硬直時間や行動回数を意識せずに大技を使うと範囲攻撃から逃げ遅れる危険性が高まります。
画像の例では紅蓮の熱波としていますが、ブラッドウェーブや覇軍の法など他の範囲攻撃を使われた場合も危ないですね。
硬直時間や行動回数を意識するのが難しい場合は、
- 壁が成立している間は安全
- 反撃行動の直後は安全
という2点を意識していれば、ほとんどの特技を安全に使用できるはずです。
おわりに
今回はまもの使いと紅殻魔スコルパイドを例に挙げて解説しましたが、職業や相手が変わっても基本的な動きや考え方は同様です。
例えば戦士であれば、はやぶさ斬りが基本の攻撃、不死鳥天舞や超はやぶさ斬りは大技なので、使うタイミングを考える必要が出てきます。
海冥主メイヴもスコルパイドのように範囲技を持っているので、相手の動きを見て行動すれば海冥の威圧などを避けやすくなるはずです。
敵の行動を見てから自分の行動を決定することの重要性についての紹介でした!
「なかなか範囲技が避けられない・・・」という方の参考になればいいなと思います。
行動の硬直時間などは どらくえめも 様を参考にしました。
プレイヤーの行動に関してやスコルパイドの行動の情報など、詳しく調べられているので気になる方は見てみてください!